偉大なる父子の挑戦PartⅡ
2年前の12月28日ニュース欄に掲載いたしました山本君がまたもや快挙です!
以前、狭山池前教室に通ってくださっている生徒さんの記事をFacebookに「小学生で危険物取扱者の試験を受けて合格した生徒さん」のお話を掲載致しました。
https://bit.ly/3Sg1vJS
その生徒さん(現在10歳の山本君)が、危険物取扱者の甲種が取れましたと、ご報告くださいました。
いとも簡単に取れたかのように報告を下さったのですが、これは飛んでもない快挙だと思います。
危険物取扱者資格の試験には、甲種・乙種・丙種の3種類があり甲種以外は、限られた範囲の物しか扱えませんので比較的に簡単なのですが、甲種はあらゆる危険物を取り扱うことができるため非常に難しい試験なのです。
また、甲種以外については特に受験資格がないのですが、最難関の甲種には次の様な受験資格があります。
■大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者
■大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
■乙種危険物取扱者免状の交付を受けた後、危険物取扱いの実務経験を2年以上積んだ者
■次の4種類以上の乙種危険物取扱者免状の交付を受けている者
第1類または第6類
第2類または第4類
第3類
第5類
■化学に関する事項を専攻し、修士・博士の学位を授与された者
この受験資格だけでも厳しいのが判りますが、最難関だけあって受験合格率もかなり厳しいのです。
甲種は取り扱える危険物の範囲が広いぶん難易度が高く、合格率は例年30~40%程度で、大学等で化学の知識を身につけた人や乙種の免状を交付されている人が受験しても3人に1人程度しか受からないとされています。
その様な厳しい条件の中、受験資格を取るために4種の乙種獲得に挑み、見事成功し甲種受験資格を取り、晴れて本年最難関の甲種に挑戦し見事合格されました。
とにかく凄いのひとことです。
山本君、本当によく頑張りました! 「合格おめでとう!」